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降圧剤は本当に必要?統計値と現実のはざまで

自然と暮らす血圧ケア
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自然と暮らしと血圧の話|第2回

「血圧が高い=薬が必要」という常識に待った

健康診断で「血圧が高めですね」と言われると、多くの人が不安になります。そして「降圧剤を処方しましょう」と言われれば、当然のように従ってしまう。
でもちょっと待ってください。その薬、本当にあなたの体に必要でしょうか?

ガイドラインは「目安」であり「正解」ではない

現在の高血圧の診断基準は、日本高血圧学会が発行するガイドラインに基づいています。2019年時点では、診察室血圧で140/90mmHg以上が高血圧とされ、それを超えると薬の適応対象になります。
しかしこの基準は、統計的に病気のリスクが高まる「変曲点」から導かれた“おおよその目安”にすぎません。

本来なら、体格や年齢、ストレスの状況、生活環境によって「ちょうどいい血圧」は人それぞれのはず。にもかかわらず、全員に一律の基準をあてはめて薬を出すのは、少し乱暴な話だと思いませんか?

薬の効果と「副作用リスク」も知っておこう

降圧剤にはさまざまな種類があります。利尿薬、β遮断薬、カルシウム拮抗薬、ACE阻害薬など、それぞれ作用機序も副作用も異なります。
中には立ちくらみ、疲労感、むくみ、心拍低下など、日常生活に支障をきたすものもあります。

もちろん命を守るために必要な場面はあります。しかし「数値だけで処方する」のではなく、「本当に今、必要かどうか」を見極める目を持つことが求められます。

脱薬の第一歩は、「自分の体と向き合う」こと

血圧が高いのは体からのサインかもしれません。まずは生活習慣の見直しを。塩分の摂り方、睡眠、運動、ストレスケア。
それらを整えたうえで、「それでもリスクが高い」と判断された時に薬を使う、という順番が自然ではないでしょうか。

次回予告:血圧の基準値はどうやって決めてるの?

第3回では、そもそも「高血圧の基準って誰が決めてるの?」という疑問に迫ります。統計の裏側にあるロジックと、変わり続ける「基準値」の真相を掘り下げます。

▶ 第3回:「誰が高血圧と決めたのか?ガイドラインの真実」につづく

シリーズ名:自然と暮らしと血圧の話

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