【栄養成分表示】シロップ製造での栄養成分表示をする方法
栄養成分表示をするためには政府の認定を受けた代行機関に成分の分析をしてもらう必要があります。この記事では以下の2点を理解することができますのでご興味のある方は読み進めてください。
- 代行機関に依頼する手順
- 検査結果の活用方法
栄養成分に関してご理解いただけていない方には過去記事がありますのでそちらも参考になさってください。参考記事【食品表示法】シロップ製造でも必要な栄養成分表示をわかりやすく解説
代行機関に依頼手順
私たちは栄養成分検査を依頼するにあたり、食品微生物センターという機関を利用いたしました。申し込みはウェブかファックス、フリーダイヤルでお申し込みができます。
検査費用に関しては、サイトをご覧ください
検査する内容を決めます。
- 食品細菌検査
- 賞味・消費期限検査
- カロリー検査
- 異物検査
- 検便検査
- 特急検便検査
- 成分分析
- 水質検査
等がありますので、最低限の検査を依頼するのか十分に検査を依頼するのかを決めてください。
私たちは、カロリー検査と賞味期限検査を依頼しました
申し込みが済みましたら、検査依頼する製品を郵送します。販売方法が常温でしたら常温で郵送し、冷蔵販売でしたらクールで郵送します。
検査結果報告
カロリー検査によって栄養成分の表示が可能になります。
検査結果はこちらになります。
カロリー検査報告書
上記の検査結果をいただいたので商品の栄養成分の表示はこちらになります。
賞味期限検査報告書
賞味期限は検査の期間を設定しますので、段階的に検査結果が送られてきます。
下記の報告書は検査サンプルが到着直後に検査していただいた菌の検査結果になります。
初回請求金額
成分分析 カロリー検査(近赤外光法):7,900円
食品細菌検査 基本セット:2,250円
合計請求額:11,165円
でした。振込でしたらこの他に手数料がかかります。
38日間冷蔵保存下での検査報告
2回め請求金額
食品細菌検査 基本セット:2,250円
合計請求額:2,475円
でした。振込でしたらこの他に手数料がかかります。
75日間冷蔵保存下での検査報告
75日間の検査では問題がないという検査結果が出ました。私たちのシロップの検査期間は6ヶ月の期間をとっていますので今後も検査結果が送られてきます。
まとめ
検査を依頼するの当たって注意事項があります。
- 希望する消費期限・賞味期限に1.25をかけた日数を保管期間にしてください。
- 賞味期限や消費期限の確認検査を行う場合、製造直後から保管期間中の菌数推移やバラつきを把握するためにも、保管期間中に3回以上の検査を依頼してください。